『マペットの宝島』とは
原作はロバート・ルイス・スティーヴンソンによる小説『宝島』。
監督はブライアン・ヘンソン。
あらすじ
ひょんなきっかけで宝島の地図を手にした孤児のジム・ホーキンスは、親友のゴンゾとリゾを連れて冒険の旅に出る。
金持ちでおつむの弱いトレローニーの助力もあり、宝を探しに航海に乗り出す。
船に乗船する料理人のジョンと仲良くなるが、実は彼は密かに宝を横取りしようと企んでいたのだった。
キャスト
ジム・ホーキンズ ケヴィン・ビショップ
ジョン・シルバー ティム・カリー
ブルヴェリッジ夫人 ジェニファー・ソーンダース
ビリー・ボーンズ ビリー・コノリー
ゴンゾ デーヴ・ゲルツ
リゾ スティーヴ・ウィットマイア
アロー(サム) フランク・オズ
感想
ディズニープラスで、久々にマペット映画を観ました。
今回はかの有名な『宝島』をモチーフにした作品ですが、マペット風味が強めでした。
▼trailerです。
Muppet Treasure Island Trailer HD
『ロッキー・ホラー・ショー』などで怪演を披露してきたティムさんですが、今回も裏のあるジョン役を好演しています。
大きな目で語る演技が印象的です。
ミュージカルナンバーはそこまでキャッチーなものはなく、ミュージカル映画としての面白味は低いかもしれませんが、マペッツたちの映画が好きな方にはお勧めしたい作品です。
個人的に気に入ったのは、カーミットとミス・ピギーが絶体絶命の状態で披露するデュエット。
逆さ吊りの状態でラヴソングを歌い合うのですが、実際の人間が逆さで歌うシーンはなかなかないですし、マペットだからこそできたミュージカルシーンだと思いました。
Muppet Treasure Island - Love Led Us Here
カーミットとミス・ピギーは何度見てもほっこりした気持ちにさせられるお似合いのカップルだなぁと改めて思いました。
遠近法を使って、人間とマペットの大きさの差をそこまで感じさせない演出も見事でした。