『ホーリー・キャンプ(2017)』とは
2017年のスペインのミュージカル映画。
2013年初演の同名の舞台ミュージカルを映画化したもの。
作詞・作曲はAlberto Jimenezによる。
監督はJavier AmbrossiとJavier Calvo。
あらすじ
17歳のMariaとSusanaは小さい頃からカトリック教のサマーキャンプに参加し、今年の夏もいつものように参加していた。
大の仲良しの2人は密かにユニットを組んで音楽活動を始めたいと考え、夜な夜な規律の厳しいキャンプを抜け出し、クラブ通いや気晴らしのドラッグに興じていた。
キャンプの責任者であるマザーBernardaやシスターHermanaは、2人の素行の悪さを厳しく叱る。
考えた末、マザーは音楽で2人を改心させようとする。
ある日、Mariaは真夜中に「I Will Always Love You」を歌う神の声が聞こえるようになり・・・。
キャスト
Maria Macarena Garcia
Susana Anna Castillo
Hermana Belen Cuesta
Madres Bernarda de los Arcos Garcia Olayo
神 Richard Collins-Moore
感想
Netflixで観てみました。
▼trailerです。
この映画の解釈はそれぞれの心にあるのかなと思いますが、以下私個人の感想です。
主人公2人が印象的な美人さんで、ダンスが冴え渡っているということ。
後半で登場するダンスシーンは素晴らしかったです。
MariaとSusana、彼女たちのintimacyにもとても癒されました。
このようなシーンは、カトリック教が同性愛を禁止することについてのアンチテーゼを示していると感じました。
ただ、神が突然ホイットニー・ヒューストンの名曲を歌い出すなど、笑ってしまうシーンや理解に苦しむシーンもありました。
総じるとストーリー自体がよくわからなかったのですが、主演女優さんを愛でるために観るというのもありなのではないかと思いました。
映画の元になった舞台ミュージカルに、今回主演の2人はそれぞれ出演しているんですよね。
Maria役のMacarenaさんはオリジナルキャストですし、Susana役のAnnaさんも出演したことがあったようです。
なので、もう少し2人のミュージカルシーンがあっても良かったなと個人的には思いました。