『嵐の中の子どもたち』とは
劇団四季オリジナルのファミリーミュージカル。
原作は、『ヒルズ・エンド』と『子どもだけの町』の2つの小説。
DVD化済み。
キャスト
ボブ 田邊祐真
ケン 政所和行
教授 山本道
フローラ 三代川柚姫
ビッキー 志賀ひかる
校長先生 菅本烈子
感想
この作品を観るのは初めてでした。
2つの小説を組み合わせてつくられている作品だけに、要素が盛りだくさんという印象を受けました。
一幕は、見栄のために嘘をつく後ろめたさ。
二幕は、仲間と協力する心。
ファミリーミュージカルらしい道徳的な内容でした。
大人たちがいない特殊な状況で、子どもたちは予想外の事態に戸惑いながらも冷静に対応します。
群舞が多く、鮮やかな衣装と大きいパーツの多い舞台美術で見ごたえがありました。
そして、ファミリーミュージカルではおなじみのSing-alongの「すてきな仲間」を、仲裁したビッキーが歌う場面では涙が止まりませんでした。
君と僕 手と手をとれば
すてきな仲間の やさしいぬくもり
聞こえてくる 君のこころの声が
ほらね、僕らは仲間 どんなときでも
かよいあう心 信じあおう
愛で結ばれた仲間 大切にしようよ