『ロカビリー☆ジャック』とは
今回2019年12月に初演されたオリジナルミュージカル。
脚本、作詞、楽曲プロデュースは森雪之丞。
演出は岸谷五朗。
あらすじ
1950年代に誕生し、エルヴィス・プレスリーら人気シンガーが牽引し、一世を風靡したロカビリー音楽。
ロカビリーに魅せられた売れない歌手ジャックは、スターになるために悪魔と契約を交わす。
それは"愛"を歌えないジャックにシンガーとしての成功を約束する代わりに、彼の中に"愛"が生まれ大きく育った時、命とともにそれをもらうという契約だった。
一年後、成功の階段を駆け上がるジャックの前に、一人の女性シンガーが現れ、二人は一瞬で恋に落ちる。
悪魔がささやく「こりゃ意外と早く"愛"を味わえそうだ」。
情熱的な若者たちの愛、友情、青春、予想のつかないどんでん返しの物語に、コミカルでキャッチーかつ感動的な音楽が絡まる日本初の一大エンターテイメント。
キャスト
ジャック・テイラー 屋良朝幸
ビル・マックロー 海宝直人
ルーシー・ジョーンズ 昆夏美
テッド・ロス 青柳塁斗
魔女 岡千絵
サマンサ・ロッシ/クランキー(声) 平野綾
悪魔 吉野圭吾
ベティ・ブラウン 真瀬はるか
メリー・ライアン 中村百花
ステファニー・ブルース かちゃ
ヘル 蛭薙ありさ
ボブ・ミラー 田村雄一
マーチン・ゲイ 上野聖太
マイク・ハワード 宮野怜於奈
サム・スチュアート 村井成仁
フィル・グッドマン 常川藍里
感想
最前列で観劇してきました。
劇団四季以外では、かなり久しぶりに日本のオリジナルミュージカルを観劇するということで興味津々でした。
▼trailer
▼ミュージカルナンバーの数々
▼観劇後の感想です。
『ロカビリージャック』最前列で観劇。楽しかったぁ〜!小刻みに笑いどころがあり、友情あり、恋愛あり、帰り道に口ずさめるナンバーもあり🎶最初は昆ちゃんどうした?と呆気にとられたけれど笑。屋良さん演技良い。海宝さん歌うま。平野さん悪役良い。吉野さんはRHSのティム・カリー風でさすが! pic.twitter.com/uxc8Id1bkN
— るん / Lune (@nyny1121) 2019年12月14日
なかなか面白かったというのが個人的な感想です。
日本発というとどこかで白けてしまうかなという不安もあったのですが、少なくとも私はそんな場面は一つもありませんでした。
なぜか、どこか懐かしさを感じるロカビリーミュージックのナンバーを基本としたナンバーも、帰り路にハミングできるほどキャッチーで楽しめました。
主演の屋良さんはコール・ポーター役以来かしら。
今回も良かったです。(いい言葉が思い浮かばないけれど、お世辞じゃなく良かったです!)
その友人役の海宝さんもいつも通りの歌唱力。
大変身を遂げる昆ちゃん。
コメディエンヌとしての彼女を初めて観たかもしれません。
可愛さと歌唱力はそのままで、面白い昆ちゃん、最高でした。
ファンタジーの要素である悪魔や魔女もチャーミングでいて演技も素晴らしかったなと。
特に吉野圭吾さんの悪魔がもう『ロッキー・ホラー・ショー』のティム・カリーにしか見えなくてww
途中で何度もツッコミたくなってしまいました。
平野さんは何度観ても多種多様の顔を演じ分けられていて圧倒されますが、このブログを書いていて初めて知ったのは、なんと今回あのワンちゃんの声も担当していたということ。
また、久々に真瀬はるかさん、中村百花さん、田村雄一さんたちに会えて嬉しかった。カーテンコールでは真瀬さんと目があって手をふって、にっこり笑いあったし、もう以心伝心という感じ😊(少なくとも私はそう思っているw)平間さんの親友の青柳塁斗さんも悪役を好演されていた。
— るん / Lune (@nyny1121) 2019年12月14日
アンサンブル含めてキャストも個人的に大好きな方々ばかりで、非常にレベルが高かったと思います。
悪魔に魂を売って望みを叶える話って、ミュージカルオタクの私からするとまず思い浮かんだのが『くたばれ!ヤンキース』。これは悪魔に魂を売り、若返って野球選手になる夢を叶える話だったな…と帰り道に思っていた。
— るん / Lune (@nyny1121) 2019年12月14日
この作品、CDでないかしら?需要あると思うので、よろしくお願いします!
最近、多忙のため睡眠時間を削って書いていますが、内容が乏しくなりがちです。
後日、振り返って書き足していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。