『アラジン』とは
1992年の同名のディズニーアニメ映画を基にした、2014年ブロードウェイ初演のミュージカル。
音楽はアラン・メンケンによるもの。
アニメ映画版に加えて、何曲かメンケンによる新曲も楽しめる。
キャスト
ジーニー 瀧山久志
アラジン 北村優
ジャスミン 岡本瑞恵
ジャファー 勅使瓦武志
イアーゴ 嶋野達也
カシーム 田中宣崇
オマール 戸塚圭介
バブカック 藤田光之
王(サルタン) 吉谷昭雄
感想
2年半ぶりに劇団四季『アラジン』に行ってきました。
前回はC席だったので2階席後方から全体を俯瞰する観劇だったのですが、今回は1階席、しかも前方センターだったので、役者さんの細かい表情まで観ることができました。
キャストについてですが、なんと前回観劇した時と「ジーニー」「アラジン」「ジャスミン」が一緒という偶然(なのかしら?)。
2年半も経っているから、全く違うキャストだろうと予想していたので少々びっくりしましたが、瀧山さんジーニーの芸達者っぷりは去年の『ソング&ダンス』でも再確認していましたし、北村アラジンのイケメンっぷり、岡本ジャスミンの圧倒的な歌唱力はもちろん健在だったので、大満足の観劇となりました。
▼ブロードウェイ公演のtrailerです。
以下、そのほかのキャストさんについて感じたことです。
サルタンの吉谷昭雄さんが『ユタ〜』の寅吉じっちゃんそのものだった。それがまた人のよすぎるサルタンのイメージにつながって良かった。
— るん / Lune (@nyny1121) 2019年7月21日
バブカック、オマール、カシームは今回も素敵なトリオだった。その中でも、お一人だけ先輩で、人一倍大きな声を張り高音域を頑張っていた藤田光之さんに拍手を送りたい👏
— るん / Lune (@nyny1121) 2019年7月21日
前回のカシームは松島勇気さんだったのねとふりかえりつつ。松島さんはパリアメかな。お元気かしら。
さらに、オリジナルのアニメ版、舞台ミュージカル版、先月公開された実写版を比較した時の感想です。
昨夜の『アラジン』観劇で思ったこと。アニメ版、舞台版、実写版で比較することないけれど、やっぱり舞台版が一番好きだなと改めて感じた。理由はシンプルにアラジンとジャスミンの恋愛だけでなく、親子愛や友情も描いているから。Friend Like Meのタップも交えたブロードウェイ感も良い。
— るん / Lune (@nyny1121) 2019年7月21日
やはり「Proud of Your Boy」は会場中の女性陣の母性本能を刺激する名曲だと再認識しました。
あらら『アラジン』ってこんなに泣く作品だったかしら?とハンカチを用意しなかったことを悔やんだほど。
そして、ジーニーのshowmanshipを『ウェストサイドストーリー』や『コーラスライン』、過去のディズニールネサンスの名曲とともに「Friend Like Me」で表現したクリエイティブ陣のミュージカル愛に感動しました。
しかし、かなり目を凝らして見ていたのですが、残念ながらステージに近い席でも、ジーニーの魔法や魔法のじゅうたんのトリックを見破ることはできませんでした。
公式サイト: