『ステート・フェア』とは
1945年フォックス製作のミュージカル映画。
音楽は『オクラホマ!』や『サウンド・オブ・ミュージック』などで有名な
ロジャース&ハマースタインⅡ世が手掛けています。
原作は、『アメリカ交響曲』。
後に、このミュージカル映画を基に舞台化もされました。
また、1962年にリメイクされています。
ちなみに、state fairとは共進会(地場産業の振興のために開かれる催し物)のこと。
あらすじ
今年も共進会の日が迫ってきていた。
フレイク夫妻は共進会に向け、豚の世話やら料理の味付けに大忙し。
息子のウェインは、ガールフレンドが一緒に共進会に行けないことを憂い、
娘のマージーは、どことなく憂鬱な気持ちで共進会に行くことに。
共進会では、夫妻の豚や料理が優勝したり、
ウェインやマージーたちもそれぞれ恋に落ちるのだが。。。キャスト・スタッフ
監督…ウォルター・ラング
マージー・フレイク…ジーン・クレイン
パット・ギルバート…ダナ・アンドリュース
ウェイン・フレイク…ディック・ヘイムス
エミリー…ヴィヴィアン・ブレイン
エイベル・フレイク…チャールズ・ウィニンジャー
メリッサ・フレイク…フェイ・ベインダー
感想
ロジャース&ハマースタイン�世の作品で、これだけずっと見てこなかったので、先日見てみました。
音楽は良かったのですが、ストーリーが少々退屈気味でした。
共進会というものは日本にはないので、実感が湧かなかった、ということも原因かなと思います。
共進会は夏祭りのような感じなのかな?と勝手に想像していました。
しかし、共進会での評価というのは、相当名誉なことらしく、この日のために一年もかけて準備するようですね。
そういう慣習とか、アメリカの田舎町の様子などを知ることができて面白かったです。
観終わった後の感動はないですが、かと言って落ち込むこともなく、
平和な気持ちになれる映画でした(*^^*)