直前まで行くかどうか迷っていましたが、自分へのご褒美に行ってきました、『レント』!
実に前回の日本人キャスト公演から8年ぶり。
新たなキャストに期待して観に行ってきましたので、レポートします。
『レント』とは
1996年にオフブロードウェイで初演されたミュージカル。
ジョナサン・ラーソンはこの作詞、作曲、脚本のすべてをほぼ独力でやり遂げたが、プレビュー公演初日未明に動脈瘤破裂で突然死したことで、伝説的存在となった。
今では、世界各国で上演が繰り返されている。
キャスト
マーク 村井良大
ロジャー 堂珍嘉邦
ミミ 青野紗穂
コリンズ 光永泰一朗
エンジェル 丘山晴己
モーリーン 紗羅マリー
感想
『レント』は大好きで、森山未來さんがマークを演じた日本公演、その後、オリジナルキャストのアンソニー・ラップやアダム・パスカルが出演した来日公演も観たほど。
RENTHEADsの端くれです。
前回の森山未來さんのマークが凄すぎて…あれを見せられちゃうともうマーク誰もできないよなというくらいのパフォーマンスだったのです。
記憶だと、ラヴィボエームの最中、舞台から客席の手すりまでジャンプして、手すりをぽんぽんと一階席真ん中くらいまで行ってまた戻っていったんです。
なので、比較を避けるため、あえて、日本人キャストはそれ以来観ていませんでした。
でも、村井さんは本当にいいマークでした。
2度もマークを任されるだけあり、不思議な安定感がありました。
堂珍さんですが、J-POP アーティストとして歌っていらっしゃる方ではあるけれど、残念ながらミュージカルとしての歌唱のトレーニングが不十分の印象を受けました。
部分的に流れてしまっているところが見受けられました…残念!
ニューフェイスで印象的だったのは、青野さんと、あと何と言っても宮本さんです!
青野さんは単なるcutieではなく、芯のあるvoiceをお持ちで、ミミははまり役と言えるでしょう。
そして、宮本さんの歌唱力は圧巻です!
もう、1人だけ別次元でした。
最後に全体的な演出もgoodでした。
少し元気がなかった時だったので、元気をいただきました♡
ありがとうございました。
最後に、私が好きな一節で締めたいと思います。
The opposite of war isn't peace, it's creation.