ミュージカルは終わらない Musicals won't be over.

舞台ミュージカルを中心とした、ミュージカル映画、演劇、オペラに関するブログ

『A Chorus Line』2008年2月

本格的に寒くなってきました。
まだまだ序の口なんでしょうか。。。

 

「寒かった!」といえば、今年2008年2月に行ったニューヨークを思い出します。
もう9カ月も経つんですね、早い。

 

これは、観劇が主目的ではなくて、「ニューヨークを体験しよう!」(??)というスローガンのもと、旅立った旅行でした。

 

お決まりの1日観光バスツアーで自由の女神を見たり、
メトロポリタン美術館で歩き疲れたり、
国連本部のツアーに参加して、日本人のガイドさんに質問しまくったり、
イタリア人街でおいしいピザをたらふく食べたり、
新進気鋭?のアーティストさんが開いている、無数のギャラリーを訪ねて回ったり。。。

 

全て、いい思い出です♪

 

とはいえ、ニューヨークまでせっかく来たんだから、ミュージカルも観よう!ということで、一緒に行った友だちもよく知っていた『ヘアスプレー』を観ました。
…最高でした。

 

しかし、最終日になって、いきなり、気になってしょうがなくなってしまった舞台がでてきてしまったんです。。。

 

それが、『コーラスライン』でした。

 

なんで『コーラスライン』だったのか自分でもわかりませんが、突然どうしても観たくなってしまって、これを観ずに帰ったら絶対後悔する!!と直感し、友だちに無理を言って、tktsで当日券を購入して観劇しました。

 

これが、その時のPLAYBILLです↓
イメージ 1

 

ええと、この時観た役者さんが、現在公開の映画「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」に出演されている俳優さんとかぶっているので、そのことについて書きたいと思います。

 

    コニ―…J. Elaine Marcos
高良さんとともに最終選考に残った方です。
映画のなかで、最終的には、オリジナルキャストは高良さんとなりましたが、
その後、コニ―を演じてらっしゃって、私が観た初めてのコニ―でした。

 

    ヴァル…Jessica Lee Goldyn
映画の中で、とくにstarringされていた方です。
すごく可愛らしい容姿で、Dance 10,Looks 3も本当に素敵でした。
ヴァルは、適役という感じでした。

 

    ディアナ…Natalie Cortez
映画の中では、あまり映されていませんでしたが、オリジナルキャストです。
ディアナのWhat I Did for Loveがとても好きなので、期待していたのですが、、、
もう、感涙が止まりませんでした!!!

 

    マイク役…Jeffrey Schecter
劇中では、一番最初に面接を受けるマイク。
このジェフリーは、オリジナルキャストですが、
映画の中では、対抗馬だったキース“タイス”ディオリオさんの方が、なんとなく目立っていたような・・・

 

    シーラ役…Deidre Goodwin
ブロードウェイで観た時は、最初、シーラ役の方が黒人の方だったので、少し驚きましたが、
圧倒的な存在感だったんです!
本当に、ブラボー!!!!って感じでした。
最後の私の拍手の、半分くらいは彼女のパフォーマンスに向けてです。

 

で、帰国後、懲りずにミュージカル映画のDVDをごっそり借りてきて、観ていたんですが。。。
ちょうど「シカゴ」を観ている時でした。
ボーっと観ていたエンドロールに、「ん?なんか見覚えのあるスペル・・・」
よく見てみると、彼女だったんです。
映画「シカゴ」のCell Block Tangoで踊る6人のうちの1人!!!
たしか、牛乳関連の人だったと思います。
こんなところで再会するとは思っていなくて、俄然、記憶に焼きつきました。


公演が終わり、劇場を出ると、どしゃぶりの雨。
明日の帰り支度もしなくては、ということもあり、出待ちはせずに、足早にタクシーに乗り込みました。
タクシーをおりて、ホテルで床に就くまで、全く記憶がありません。
夢見心地だったんだと思います。
こうして、ニューヨーク最後の夜が、最高のかたちで終わりました。

 


もう2006年リバイバル版を観ることは不可能ですが、また10年20年して、ブロードウェイに帰って来てくれることを、切に、切に願っています。

 

四季さんでも、やってほしいな~♪


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