『ミュージック・イン・マイ・ハート(1940)』とは
本作のためのオリジナル曲は、チェット・フォレストとボブ・ライトによるもの。
「It's a Blue World」はアカデミー賞歌曲賞にノミネートされた。
監督はセジョフ・サントリー。
あらすじ
舞台で代役を務めたボブは、国外退去を命じられ港に向かっていた。
途中、車の衝突事故に見舞われ、大破した相手方の車から落ちてきたのは、若く美しいパット。
彼女は大富豪チャールズとの結婚式を控えていたが、予定していた船はすでに出航していた。
荷物も宿泊先もないボブはパットの家に泊めてもらうことになる。
パットの妹のメアリーや父親とも仲良くなり、パットとの仲も急速に縮まるが。
キャスト
ロバート・グレゴリー トニー・マーティン
パトリシア・オマリー リタ・ヘイワース
メアリー エディス・フェローズ
チャールズ・ガードナー アラン・モーブレイ
グリッグズ エリック・ブロア
サスチャ ジョージ・トビアス
マーク・C・ギルマン ジョセフ・クレハン
感想
若かりし頃のヘイワースとトニー・マーティンの共演作です。
どちらかといえば、トニー・マーティンが圧倒的な歌唱力でリードしている印象でした。
また、主演ではありませんが、妹役のエディス・フェローズがとても可愛らしかったです。
▼リタ・ヘイワースの初々しいダンスシーン
Rita Hayworth - Music In My Heart (1940)
▼アカデミー賞にノミネートされた、トニー・マーティンのヒットナンバー
Tony Martin: It's a Blue World 1940
ありがちなストーリーラインではありますが、上記のような美しい旋律のナンバーに酔いしれることができました。
そして、モノクロでも浮き立つヘイワースの美しさは本作でも健在でした。