ミュージカルは終わらない Musicals won't be over.

舞台ミュージカルを中心とした、ミュージカル映画、演劇、オペラに関するブログ

『South Pacific』 2009年9月 ★★★★☆

この日は、最初に『Wicked』の抽選会Lotteryに参加しました。
一階の限定席が$26.50で買える、というものです。
やっぱり『Wicked』は人気ですね。はずれてしまいました。

 

その後、予定通り『South Pacific』をStudent Rushで観ました。

 

↓Playbillです。
イメージ 3

 

『South Pacific』は日本名『南太平洋』で、
リチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタインⅡ世の作品のひとつです。
このプロダクションは、去年のトニー賞リバイバル作品賞を受賞しました。
でも、水曜マチネだったので、主演のフランス人役の俳優さんが代役でした。

 

劇場は、リンカーン・センターの一角にあるVivian Beaumont劇場でした。
ブロードウェイの劇場の中では、大きい方だと思います。

 

↓周りはまだ工事中でした。
イメージ 1

 

↓劇場周辺のポスター
イメージ 2

 

円形劇場みたいな感じで、舞台が円形に前にせり出していました。
説明が難しい・・・
私の席は、2階席の左側でした。
舞台床が前後に動くことで、オケピが見えたり隠れたり。
2幕最初に演奏される間奏曲では、ここぞとばかりにオケの人たちは立ち上がって演奏していたりしていました。
オケの人たちって、オケピの中にこもって演奏しているので、
こういうのは珍しいなぁと思って見ていました。

 

ショーの方は、言うまでもなく、素晴らしかったです。
まぁ、劇中では日本が敵国だから、Japっていう言葉が十数回出てきたんですけど、時代背景だから仕方ないですね。
とはいえ、やっぱり、昔のミュージカル大好きです♪
音楽が名曲ばかりですし。。。
前の席の奥様は体を揺らしてノリノリだったし、後ろの席の人はハミングしていました。
こういうアメリカ人の性格、というか、素直に気持ちを表現できるのがうらやましかったですね。

 

このミュージカルって、映画などご覧になられた方はわかると思いますが、
そんなに笑い所はない、ですよね?
けれど、お客さんは割と笑っていました。
その笑いのツボがいまいちよく分からなかった時もあったりしたんですけれど。
でも、主役のフランス人役のおじさま(?)は、映画だと終始お堅いイメージの役柄だったけれど、
今回の舞台では、意外な三枚目キャラも入っていて、笑わせてくれましたww
これには少し驚きましたね。


  メイン・キャスト

 

Nellie…Laura Osnes
Emile…William Michals
Bloody Mary…Loretta Ables Sayre
Liat…Li Jun Li
Luther Billis…Danny Burnstein
Lt.Joseph Cable…Andrew Samonsky

 

  基本データ

 

会場…Lincoln Center Theater at the Vivian Beaumont
入場料…$20

 

演出…Bartlett Sher