ミュージカルは終わらない Musicals won't be over.

ミューオタるんによる純粋なミュージカルブログ

『メリー・ポピンズ』2018.4.14.ma

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メリー・ポピンズ 』とは

P.L. トラヴァースによる子供向け小説と1964年の同名映画を基にしたミュージカル。

キャメロン・マッキントッシュとディズニー・シアトリカル・プロダクションによりプロデュースされた。

マシュー・ボーンが振付で関わっている。

ウェストエンドで2004年、ブロードウェイで2006年に開幕。

日本では今回が初演。

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あらすじ

いろいろな仕事を生業にしているバートが、桜並木通り17番地を案内する。

そこにはバンクス一家が住んでいる。

ワーカホリックな銀行家ジョージ、その妻ウィニフレッド、彼らのいたずら好きな子供たちジェーンとマイケル。

彼らのもとに風とともにやってきたのは、一風変わったメリー・ポピンズ という乳母。

彼女の不思議な力に、子供たちは魅了される。

そして、メリー・ポピンズによって、次第にバンクス一家は失っていた何かに気づかされていくのだった。

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キャスト

メリー・ポピンズ   濱田めぐみ

バート  大貫勇輔

ジョージ・バンクス  駒田一

ウィニフレッド・バンクス  三森千愛

バードウーマン/ミス・アンドリュー  鈴木ほのか

ブーム提督/頭取  コング桑田

ミセス・ブリル  久保田磨希

ロバートソン・アイ  もう中学生

ジェーン・バンクス  浅沼みう

マイケル・バンクス  坂野佑斗

ミセス・コリー  エリアンナ

ヴォン・ハスラー  丹宗立峰

ミス・ラーク  般若愛実

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感想

ようやく行けました、メリー・ポピンズ

この日のために、ここ数週間仕事を頑張ってきたと言っても過言ではないほど、楽しみにしておりました。

こちらの作品は2009年にブロードウェイで観ています。

その時は、はたしてアニメーションと実写の融合の魅力を舞台で表現できるのかしらと疑心暗鬼で観に行ったのですが、その予想を裏切る内容に興奮したことを覚えています。

今回は、①どのように日本語に訳されているか気になったから、②濱田めぐみさんのメリーを見たかったから、③あの時の興奮をまた経験したかったからなどの理由で観劇することにしました。

舞台版は、ジュリー・アンドリュース主演の映画からの名曲に、何曲か新曲が書き加えられており、プロットはほぼ同じですが所々書き換えられています。

曲が入るタイミングは、映画とは異なっています。

新曲としては、「Anything Can Happen If You Let It」がお気に入りです。

また、ミセス・コリーや動く彫刻など、新たに加わったキャラクターもいます。

確かに、バートと一緒に絵の中の世界に飛び込み、ペンギンとダンスしたり、回転木馬で競馬をしたりといったシーンはなく、そういった点は映画版の魅力と言えます。

ただ、舞台版の「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」や「ステップ・イン・タイム」の群舞は圧巻ですし、フライングも素晴らしいです。

2Dの世界の人だったメリーが、ラストで客席上空を飛んでいくシーンは何度見ても感動的です。

さて、日本語訳ですが、とてもいい印象を受けました。

個人的に翻訳者の方に一番感謝したいのは、「Feed the bird」の「2ペンス、2ペンス、その愛を」ですね。

文字通りに訳すと「2ペンス、2ペンス、一袋」となるのですが、この曲の慈愛に満ちた雰囲気に合った訳詞だったと思います。

日本初演作品ではいつも、事前にある程度自分で訳詞してみて、実際上演されるものと比較してみるのですが、今回は高橋さんの方が良かったですね。

そして、濱田めぐみさんのメリーは、やっぱり期待を裏切りませんでした。

歌も演技もダンスもすべて。

濱田めぐみさんの振り幅の大きさには、毎度のことながら驚かされますね。

濱田めぐみさん大好きです。

ああ、帰り道に久しぶりにハミングをしてしまうほど、世界に引き込まれてしまいました。

最後に、プログラムにあった濱田めぐみさんの魔法の言葉を。

「今、この一瞬を大切に。未来の自分の為に、今を大切に生きよう」。

素敵な考え方だと思います。

私も見習いたいです。