ミュージカルは終わらない Musicals won't be over.

ミューオタるんによる純粋なミュージカルブログ

『The Broadway Concert』2019.5.18.13:00 @シアターオーブ

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2019年5月18日・19日に開催されたコンサートに関して、備忘録として簡単にまとめておこうと思います。

当初出演が予定されていたGavin Creelが降板し、代わりにBrandon Victor Dixonが出演しました。

キャスト

Norm Lewis

Jessie Mueller

Brandon Victor Dixon

Alex Newell

曲目リスト

Act 1

Another Day of Sun "La La Land"(NJBA)

Heaven On Their Mind " Jesus Christ Superstar"(B)

I Don't Know How To Love Him "Jesus Christ Superstar"(J)

Mama Will Provide "Once On This Island"(A)

I Got Plenty O'Nuttin' "Porgy and Bess"(N)

Take Me Or Leave Me "Rent"(JA)

Endless Night " The Lion King"(B)

Till There Was You " The Music Man"(NJ)

As Long As You're Mine "Wicked"(BA)

The Music of the Night "The Phantom of the Opera"(N)

Hold Me In Your Heart "Kinky Boots"(A)

Hair Medley "Hair"(NJBA)

 ●Aquarius

 ●The Flesh Failures(Let the Sunshine In)

Act 2

Seasons of Love "Rent"(NJBA)

I'll Cover You(Reprise) "Rent"(B)

Bui-Doi "Miss Saigon"(N)

I Am Changing "Dreamgirls"(A)

Beautiful Medley "Beautiful The Carol King Musical"

●Beautiful(J)

●You've Got a Friend(J (NBA))

Hamilton Medley "Hamilton"(B)

●Alexander Hamilton

●Wait For It

Dear Theodosia "Hamilton(N)

If I Were A Boy(A)

She Used To Be Mine "Waitress"(J)

Stars "Les Miserables"(N)

You'll Never Walk Alone "Carousel"(NJBA)

Encores

Mamma Mia! Medley "Mamma Mia! Here We Go Again"(NJBA)

●Waterloo

●Fernando

●Dancing Queen

A Brand New Day "The Wiz"(NJBA)

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感想

2018年9月に観劇した『Carousel』で主演していたJessie Muellerの歌声をもう一度聴きたいと思い、3回公演されたうち、初回を観に行ってきました。

Jessieがオリジナルキャストとして主演した『Waitress』や『Beautiful』は今でもブロードウェイで上演されていますが、もちろん彼女は出演していないので、そういった演目の彼女のperformanceを観ることができ、とても幸せな時間を過ごすことができました。

あまりに思い余って、前日にファンレターとちょっとした日本的な贈り物を用意し、お渡しすることにしました。

やはり初回だったこともあり、セリフもカンペをガン見し、持ち歌でない曲は歌いなれていないことがあからさまだったJessieさんでしたが(ここは仕方ないですが)、そこからの持ち歌での変貌ぶりに圧倒されました。

しかも、Till There Was YouとShe Used To Be Mineの歌い方が全然違うのです。

前者はオペラ的歌唱、後者は力強いbelting。

彼女がカメレオン女優と呼ばれる所以を目の当たりにした思いでした。

また、NormやBrandon、事前に映像では何度も拝見したことがありましたが、liveではお初にお目にかかりました。

Normの十八番、Les MizやPhantomからのナンバーはもちろん素晴らしいのですが、結局歌唱力があるので、何を歌ってもうまいのですね。(当たり前です。)

中でも意外だったBui-Doiは今まで聴いたBui-Doiの中で最も感動的な歌唱でした。

そして、Gavinの代わりに出演を引き受けてくれたBrandonには、泣かされました。

彼が出演者の中で、一番コンディションが良かった印象。

そして、実際にブロードウェイ公演でアーロン・バー役を演じたことのある彼によるHamilton Medleyを聴けるなんて、なんとお得なコンサートなんだと思ってしまった私。

最低でも4万円以上する『Hamilton』チケットを渋り続けている私にとっては、棚ぼたものでした。

しかも、彼は日本語をよく話していて、それが私にはとても嬉しかったです。

頭のいい人だなと直感的に思ったのですが、あとでパンフレットなどを見てみたら、コロンビア大学で経済学をかじっていた秀才であるとわかり、納得しました。

最後に、Alexには実は去年2018年9月に『Once On This Island』でお目にかかっていました。

男の子であることを忘れてしまうほどの高音を響かせれる彼女は、sexualityのはざまで揺れるキャラクターのナンバーを多く歌っていました。

アレルギー症状が出ていて、思うような歌声を披露できなかったとinstagramにありましたが、私が観た回では素晴らしい歌声を披露していたと感じました。

選曲も、一般の方にも耳馴染みのある最近のミュージカル映画曲からHairやPorgy and Bessなど幅広く楽しめました。

個人的には、ラスト曲をYou’ll Never Walk Aloneにしたコーディネーターの方の素晴らしいセンスに拍手を送りたいです。

今後、この4人が一堂に会することはまずないでしょうし、まさについこの間までブロードウェイの舞台に立っていたJessieやAlex、JCS liveやLes Miz concertなどの映像にも出演しているNormやBrandonといった今をときめくミュージカル俳優たちのperformanceを国内で楽しむことができるという、夢のような企画でした。

Jessie Muellerさんのサイン入りポストカードの抽選に当選し、さらに彼女のサイン入りプログラムもいただくことができました。

ありがとうございました。

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『Octet』2019.5.5.13:00 @The Romulus Linney Courtyard Theatre

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『Octet』とは

2019年にオフブロードウェイで初演されたアカペラミュージカル。

音楽は『Natasha, Pierre & The Great Comet of 1812』を手がけたDave Malloyによる。

Signature TheatreのResidency programの一環で、ミュージカル作家として初めてDave Malloyが参加しており、本作はその一作目。

演出はAnnie Tippe。

あらすじ

インターネット中毒の人々のためのサポートグループのミーティング。

SNS、ゲーム、強迫性障害、占いなど、参加者一人一人が自身の経験を告白していく。

キャスト

Ed    Adam Bashian

Karly    Kim Blanck

Paula    Starr Busby

Henry    Alex Gibson

Toby    Justin Gregory Lopez

Marvin    J.D. Mollison

Jessica    Margo Seibert

Velma    Kuhoo Verma

感想

Dave Malloyさんの新作ミュージカル『Octet』を観劇させていただきました。

今年2019年1月に日本版の『Great Comet〜』を観劇し、Daveにより興味を持つようになり、今回の観劇に至りました。

▼trailerです。


Dave Malloy's Octet at Signature Theatre

▼観劇後の感想です。

▼音楽のDave Malloyと演出のAnnie Tippeが本作について語っているもの


Interview with Octet's Dave Malloy & Annie Tippe

Playbillに挟まっていたこの紙には、本作制作にあたってインスピレーションを受けたものが列挙されていました。

THEATREの項目の『A Chorus Line』と『Company』以外、私には馴染みのないものばかりでした。

今、少しずつネットサーフィンしてどのようなものか調べているところです。

今回の公演ではPlaybillにキャストの顔写真が載っていませんでした。

あらオフブロードウェイだから載っていないのかなと最初思ったのですが、こうすることで、観客と同じ口からキャストが入ってきても、観客は誰がキャストかわからないのです。

つまり、観客もキャストと同じくインターネット中毒の要素を持っていて、みんなで一緒にサポートグループに参加しているという体で始まります。

音楽ですが、アカペラとは思えない音の響き、音の重なりにとても驚きました。

八重唱だとソプラノ、アルト、テナー、バリトンがそれぞれ2人ずつという感じなのかしらと聴きながら単純に考えていました。

アカペラミュージカルといえば、記憶に新しいのが2016年ブロードウェイで上演された『In Transit』。

本作にも『In Transit』に出演していた方が数名いました。

また、キャストにはNYUのアカペラサークルの出身者が多いようです。

まだ勉強中です。追記します。

公式サイト:

New musical Octet, by Tony Award nominee Dave Malloy

▼今回は、Signature Theatreの中にあるThe Romulus Linney Courtyard Theatreで観劇しました。 こじんまりとした濃密な空間でした。

▼Dave MalloyとAnnie Tippe、そしてキャストたちによるトークセッション


Signature Theatre: Octet (Discussion Only)