『ビッグ・フィッシュ』とは
2013年にブロードウェイで初演されたミュージカル。
1998年の同名小説とそれを原作とした2003年の同名映画を基にしている。
作詞・作曲はアンドリュー・リッパによる。
演出は白井晃。
あらすじ
エドワード・ブルームは昔から、自らの体験談を現実にはありえないほど大げさに語り、聴く人を魅了するのが得意だった。
幼馴染のドン・プライスと弟のザッキー・プライスと一緒に探し出した魔女から自分の運命を聞いたこと、愛を教えてくれた人魚のエピソード、共に故郷を旅立った巨人・カールとの友情。
そして、団長のエーモスに雇われたサーカスで最愛の女性、妻・サンドラと出逢った話。
エドワードはそんな自らの冒険について息子のウィルに語って聞かせていた。
幼い頃のウィルは父の奇想天外な話が好きだったが、大人になるにつれそれが作り話にしか思えなくなり、いつしか父親の話を素直に聞けなくなっていく。
そしてある出来事をきっかけに親子の溝は決定的なものとなってしまう。
キャスト
ウィル・ブルーム 浦井健治
ジョセフィーン・ブルーム 夢咲ねね
ドン・プライス 藤井隆
魔女 JKim
カール 深水元基
ヤング・ウィル 佐藤誠悟
ザッキー・プライス 東山光明
人魚 小林由佳
エーモス・キャロウェイ ROLLY
感想
この作品自体、国内外通して初見でした。
▼trailer
ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』2019 プロモーション映像
『ビッグ・フィッシュ』12 chairs version ダイジェスト舞台映像
▼観劇後の感想です。
『ビッグ・フィッシュ』ドラマで魅せるミュージカルだった。ただ音楽が弱すぎて、全体的に締まりがなく、ラストまで集中して観るのはなかなか大変だった。親子の繋がり、葛藤など、テーマはいいのだけれど、カタルシスには至らなかった。(※感想は人それぞれ) pic.twitter.com/Pr7Rsc9HhN
— るん / Lune (@nyny1121) 2019年11月16日
一面の黄色いスイセンに、青空を泳ぐ魚のプロジェクションマッピングといった舞台装置、舞台美術が非常に美しかったです。
息子の成長と共に父親との関係が変化していく様子を、川平さん、浦井さんが演じられていました。
いまひとつ感動に至らなかったのは、音楽があまり刺さらなかったからかなと思います。
ただ、このミュージカルナンバーのファンの方もいらっしゃるので、個人の好みの問題だと思いますが。
すみません。