『バイ・バイ・バーディー』とは
1961年ブロードウェイ初演の同名ミュージカルを映画化したもの。
日本では、タイトル曲単独で有名。
コンラッド・バーディーはエルヴィス・プレスリーをモデルにしており、当時のエルヴィスの人気を伺い知ることができる。
あらすじ
超人気ロックンローラーのバーディが召集され、町中の女の子たちは大パニック。徴兵前に国民的音楽番組でお別れショーをすることになるが、そこでキムは、バーディーからキスをされる女の子に選出される。ところが、キムの彼氏であるヒューゴは不機嫌そのもの。一方、バーディーに曲を提供する予定のアルバートは恋人で婚約者のロージーと揉めていた・・・
キャスト
ロージー ジャネット・リー
キム アン=マーグリット
ヒューゴ ボビー・ライデル
Bobby Rydell & Ann Margret - One Boy (1963)
感想
大好きな作品の一つです。
アメリカにいた時に初めて観ました。
何が素晴らしいって、ミュージカル映画としての完成度の高さ。
楽曲とキャスティングが素晴らしいんです。
楽曲は『アニー』の作曲家チャールズ・ストラウス。
タイトル曲に加え、「One Boy」「Put On a Happy Face」「A Lot of Livin' To Do」「Rosie」など、キャッチーでチャーミングな楽曲ばかりなんです。
「One Boy」は、生涯たった1人の男の子から愛されれば本望だわ♡という純情きらりな一曲。
この庭で歌うアン=マーグレットがとてつもなく可愛くて悶絶しそうになりました爆。
キャスティングについては、とにかくアン=マーグレットの魅力全開です。
女の私が観ても、惚れてしまいますね。
実際に、エルヴィスとも噂があったアン=マーグレットがこの役を演じるとは、何か縁を感じますね。
そして、『メリー・ポピンズ』や『チキチキバンバン』などでも有名なディック・ヴァン・ダイクも名演しています。
確かに、内容は薄いですが、当時のエルヴィスの人気ぶりを想像しながら観るのも一興ではないでしょうか。