ミュージカルは終わらない Musicals won't be over.

舞台ミュージカルを中心とした、ミュージカル映画、演劇、オペラに関するブログ

トニー賞2008についての感想

まず、お詫びします。
トニー賞公式サイトから、リアルタイムで授賞式の中継が見られると、以前の記事に書いてしまいましたが、実際は、見られませんでした。
記事を読んで、実際見ようと試みてくださった方、本当に申し訳ありませんでした。
以後、気をつけます。


▼ノミネーションと受賞の比較
・「South Pacific」7部門受賞(11部門ノミネーション)
・「In The Heights」4部門受賞(13部門ノミネーション)
・「Gypsy」3部門受賞(7部門ノミネーション)
・「Sunday in the Park with George」受賞なし(9ノミネーション)

▼勝手な考察
やはり、「In The Heights」が作品賞をとりましたが、なんだかんだいって「South Pacific」が最多受賞ですね。
正直、「In The Heights」がもっととると思っていました。
NHKのニュースでは、ヒスパニック系の人がつくったミュージカルが受賞するのは初めて、という報道でしたが、やっぱり白人至上主義が根底を流れているBW、受賞数でみれば「South Pacific」でしたね。
でも、best original score部門のスピーチで、最後にプエルトリコの国旗を握りしめている様子を見た時は、感動しました。
ここが一番感動した部分かもしれない。

どうしても気になってしまうのは、「Sunday in the Park with George」が、ひとつも受賞しなかったということです。
背景に、スクリーンを用いて映像を映し出す演出とか、なかなか斬新な部分があって、どこかで受賞するだろうと思っていましたが。
BWのオエライサン方の、いろんな人脈とかあるんでしょうね、よくわかんないけど。

「South Pacific」って、映画は見たことあるんですが、正直、ストーリーはあまり好きでない感じ…
まぁ、日本が敵国扱いなのも腹立つけど(それはしょうがない)。
音楽は、さすがロジャーとハマースタイン鏡い量抄覆召蹐い任后
「Happy Talk」とかね!他にもいろいろ…


以上、勝手な考察でした。