
『Little Shop of Horrors』とは
1982年オフ・オフ・ブロードウェイを経て、オフ・ブロードウェイで初演されたミュージカル。
1960年の同名の低予算映画を基にしている。
作曲はアラン・メンケン、作詞はハワード・アシュマン。
本作をきっかけにして、メンケン&アシュマンコンビはディズニーに声をかけられ、のちにディズニールネサンスの一連の作品を担当することになる。
今回の演出はMichael Mayer。


あらすじ
アル中が徘徊するような貧民街(スキッド・ロウ)で生まれ育ったシーモアは、閑古鳥の鳴く花屋の店員として雇われていた。
皆既日食の起こった日、偶然手に入れた不思議な花に、片思いの女性の名前にちなんで“オードリーⅡ”と名づける。
それを花屋のショーケースに出すと、みるみるうちに客が押し寄せ、店は大繁盛。
新聞やTVの取材など、シーモアの人生は一転し、一躍有名人になる。
しかし、“オードリーⅡ”の大好物は、なんと人間の生血だったのだ。
シーモアは自身の血を与えるが、それだけでは足りない。
そこで、オードリーの恋人で、暴力ばかり振るうS気質の歯医者・オリンを“オードリーⅡ”に与える。
オリンの消失後、シーモアはオードリーと恋仲になるが、“オードリーⅡ”の食欲は衰えず、その矛先はオードリーに向かう。

キャスト
Seymour Nicholas Christopher
Audrey Sherie Rene Scott
Orin & Others Teddy Yudain
Mushnik Reg Rogers
The Voice of Audrey II Major Attaway
Ronnette, an Urchin Tiffany Renee Thompson
Crystal, an Urchin Daria Pilar Redus
Chiffon, an Urchin Morgan Ashley Bryant
Audrey II (manipulation) Weston Chandler Long, Melissa Victor, Teddy Yudain

感想
2019年からロングランしているオフ・ブロードウェイの『Little Shop of Horrors』再演を久々に観てきました。というのも、ずっと憧れてきたSherie Rene Scottがオードリー役として出演していたからです。今回はキャスト中心に、簡単に記録しておこうと思います。このプロダクションの演出などについては、以前観劇した時の記事をご覧ください。
▼2019年9月にこのプロダクションを最初に観劇した時の記事
▼今回のキャストへのインタビュー
現地に着いてから、ボックスオフィスでチケットを購入しました。価格の差があまりなかったので、結局最前列のセンターを確保。


Sherie Rene Scottといえば、個人的には『Aida』のアムネリス役が最も印象深く、その他にも『The Last Five Years』のキャシー役、『The Little Mermaid』のアースラ役など、2000年代を中心にブロードウェイで活躍していました。そのため、ちょうど私がブロードウェイに音源を通して触れ始め、貯めたお小遣いでOBCRのCDを買い漁っていた頃に、彼女の歌声を頻繁に聴いていたんですね。個人的ブロードウェイ史初期に彼女の歌声があったこともあり、思い出深い役者さんなのです。ただ実際に舞台で生で観劇する機会はなく、今回ついにお会いすることができました。
Sherieといえばどちらかといえば強気な女性像のイメージが強く、オードリー役はどうなのかなと少し気になっていたのですが、見事に演じていました。最前列にいたので表情までよく見えたのですが「Somewhere That's Green」で涙をボロボロこぼしながら歌っていたのが忘れられません。「Suddenly, Seymour」では持ち前のベルティングを響かせていました。
Nicholas Christopherは『Sweeney Todd』や『Jelly’s Last Jam』で観ていましたが、そのいずれとも違うオタクっぽさ満点の演技をみせていました。
▼終演後


終演後はステージドアで役者さんたちとお話できて本当に嬉しかったです。
