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『The Great Gatsby』2024.5.23.14:00 @Broadway Theatre

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『The Great Gatsby』とは

2023年ニュージャージー州のPaper Mill Playhouseでプレミア上演された後、2024年ブロードウェイで初演されたミュージカル。

原作はスコッツ・フィッツ・ジェラルドによる同名小説。

作詞はNathan Tysen、作曲はJason Howland、脚本はKait Kerrigan。

演出はMark Bruni。

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あらすじ

Nickは証券会社で働く中で、裕福な謎の隣人Jay Gatsbyに興味を持つ。

NickはいとこのDaisyと、学生時代の友人でDaisyの夫であるTomに会い、ゴルファーのJordanを紹介される。

Daisyは、NickがJayからパーティーに招待されたことを知ると動揺を隠せずにいる。

その後、JayはNickに、元恋人のDaisyとの寄りを戻すために、この財産をつくったことを明かし、Nickに協力してほしいと頼むが、Nickは躊躇する。

Daisyは結婚生活が幸せなものではないと感じており、Tomは密かにGeorgeの妻Myrtleと不倫をしていた。

Nickは渋々Jayのいう通り、Daisyをお茶に誘い、2人は再会を果たし、恋は再燃するが、Tomの財産ではなく家柄で結婚を決めたDaisyは、家族の面目もあり、簡単に離婚を決められずにいた。

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キャスト

Jay Gatsby    Jeremy Jordan 『Waitress』

Daisy Buchanan    Eva Noblezada 『Hadestown』

Nick Caraway    Noah J. Ricketts 『Frozen』

Jordan Baker    Samantha Pauly 『Six』

Myrtle Wilson    Sara Chase

Tom Buchanan    John Zdrojeski

George Wilson    Paul Whitty 『Camelot』

Meyer Wolfsheim    Eric Anderson

Catherine     Ryah Nixon

Mrs. McKee    Carissa Gaughran

Mr. McKee    Dan Rosales 『Dog Man The Musical』

Gilda Gray    Dariana Mullens


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感想

著作権が切れたタイミングで、舞台ミュージカル化のプロジェクトが複数あがっている『The Great Gatsby』ですが、今回は2023年のPaper Millでのプレミア上演からブロードウェイにトランスファーしたプロダクションを木曜マチネで観てきました。当然ですが、日本で宝塚や東宝系で上演されたものとも異なります。

久々にオリジナルで出演するJeremy Jordanの他、『Hadestown』などで知られるEva Noblezadaの2大人気スターが主演ということで話題になっていました。

▼first look


www.youtube.com

▼開演前

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Paper Millでの公演のreviewはmixedだったので正直全く期待はしていなかったのですが、実際には絢爛な舞台装置と群舞が盛りだくさんで、予想以上に「ブロードウェイ・ミュージカルを観た!」という満足感の得られるものでした。

やはりJeremyとEvaのパフォーマンスがこのプロダクションの1番の売りだと思いました。彼らはトニーに個人でノミネートされてもおかしくありませんでした。それほどのものでした。また、これは役者の責任ではなくクリエイティブの問題ですが、原作にあるようなJayの持つ執着心や人間としてのいやらしさは薄くなっており、それがあまり好評でない理由のようです。JayとDaisyのロマンスを主軸にミュージカルを作ろうとするとどうしてもこのようになると思うのですが。

またNickとJordanのカップルもややコメディリリーフ的な位置付けで面白かったです。Jordan役の方は『Six』のOBCですね。

Jason Howlandの音楽はあまり好みでないことが多いのですが、今回は個人的にヒット。彼はFrank Wildhornに師事していたこともあり、Wildhorn的なドラマティックなナンバーの数々を堪能できました。いわゆる歌の最後をベルティングでロングトーンにして聴かせる感じの典型的なミュージカルナンバーの類。

▼「For Her」「My Green Light」


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音楽に関してひとつ難を言うとすれば、冒頭のパーティーに集う人々のナンバーなどはジャズエイジの感じがやや出ていて、作品の時代相応だと思ったのですが、JayとDaisyのデュエットでは突然現代風のバラードになっていて、私は少し違和感を覚えてしまいました。時代相応の音楽スタイルでいくならそれを一貫した方が作品全体がまとまる気もしました。


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背景はプロジェクションで『Anastasia』のように歌の広がりに合わせてバックの風景が広景になるなど、作品を盛り立てていました。