ミュージカルは終わらない Musicals won't be over.

舞台ミュージカルを中心とした、ミュージカル映画、演劇、オペラに関するブログ

『Shrek The Musical』 2009年9月 ★☆☆☆☆

新年、明けましたね。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします<(_ _)>

 


 

さて、新年最初の記事に、あんまりふさわしくない?かもしれませんが、
去年9月に観た『Shrek The Musical』について書きたいと思います。

 

このミュージカルは、言うまでもなく、アニメーション映画『シュレック』を舞台化したもの。
2008年12月から始まって、去年のトニーにも何部門かノミネートされたのですが、
結局衣裳デザイン賞だけの受賞だったかなと思います。
そして、残念なことに、2010年1月3日、まさに今日クローズが決まっています…

 

当初は、トニー賞主演女優賞を『モダン・ミリー』で受賞したSutton Fosterが、フィオナ姫を演じるということで、少し話題でした。
また、何よりも、タイトルロールの特殊メイクはどんなもんだろう?と皆期待していたわけなのですが…
舞台版シュレック、結局こんな感じです↓

 

 

私の観たいものリストには、この作品は元々入っていなかったのですが、
学生チケットが簡単に手に入ったということと、友だちとの話の流れで、何となく観ることに。

 


 

期待せずに観た場合には、それだけ作品の良い点を見出すことが多いけれど、
今回は、期待しなかっただけあった、というか…
しかも、一番期待していたフィオナ姫のSutton Fosterが代役ということが判明したこともあって。

 

私は、映画の方は観たことがなかったのですが、
観たことがある友だちいわく、映画の方が断然面白い、とのこと。
で、映画を観ていた方が舞台をより楽しめる、そうです。
私が楽しめなかったのは、映画を観ていなかったから、ということもありそうですね。

 


 

音楽とか、作品全体は、うーん…という感じでしたが、
ミュージカルファンにだけ分かる、他の作品のパロディが
所々に散りばめられているのは楽しかったです♪
例えば、『ウィキッド』の「Defying Gravity」を歌うエルファバとか、
『ライオンキング』のガゼル、
多分『レント』の「Over the Moon」からのウシが月を超える場面など…
意識して観ていたら、もっと見つかったかもしれません。
下の動画の最後に、その『ウィキッド』のパロディがあります。

 

 

可愛いLord Farquaad、ひざが痛そうでしたが、
彼が一番舞台を盛り上げている印象を受けました。