Off-Broadway のミュージカル『ファンタスティックス』を観てきました。
これが、off broadway初観劇!
offとonの違いは、劇場の規模、というか、座席数の違いです。
on(というのは普通のbroadway)は、500席以上の劇場。
offは、300以上で500未満の座席数の劇場。
off-offは、300席未満、という区分ですが、あくまで目安です。
offとonの違いは、劇場の規模、というか、座席数の違いです。
on(というのは普通のbroadway)は、500席以上の劇場。
offは、300以上で500未満の座席数の劇場。
off-offは、300席未満、という区分ですが、あくまで目安です。
さて、このFantasticksは、世界で一番長いロングラン記録を持っているミュージカルとして有名です。
現在、ブロードウェイ(On-Broadway)での最長記録は、
ご存知『オペラ座の怪人』の9,027公演(2009年10月11日現在)ですが、
Fantasticksは1960年初演以来、17,162回もOff-Broadwayで上演されてきました。
2002年に、その42年の歴史に幕を下ろしましたが、
その4年後の2006年に再演され、現在公演を行っているのは、そのリバイバルのプロダクションです。
現在、ブロードウェイ(On-Broadway)での最長記録は、
ご存知『オペラ座の怪人』の9,027公演(2009年10月11日現在)ですが、
Fantasticksは1960年初演以来、17,162回もOff-Broadwayで上演されてきました。
2002年に、その42年の歴史に幕を下ろしましたが、
その4年後の2006年に再演され、現在公演を行っているのは、そのリバイバルのプロダクションです。
公演が行われた劇場は、Snappleというビバレッジを販売している会社の提携しているものでした。
このロゴです↓
このロゴです↓
通常のOn-Broadwayと違って、ビルの3階に劇場がありました。
最初、Broadway(avenueの方の意味)側の入口から階段で上がろうとしてしまったら、50 Street沿いの入口からエレベーターで上がってください、とのこと。
2階では、また別の芝居が上演されているようでした。
エレベーターを3階で降りると、広々としたロビーがあって、飲み物やグッズの売店やボックスオフィスがありました。
そのロビーの写真です。
最初、Broadway(avenueの方の意味)側の入口から階段で上がろうとしてしまったら、50 Street沿いの入口からエレベーターで上がってください、とのこと。
2階では、また別の芝居が上演されているようでした。
エレベーターを3階で降りると、広々としたロビーがあって、飲み物やグッズの売店やボックスオフィスがありました。
そのロビーの写真です。
劇場内は、想像以上に狭かったです。
センターブロックはA~Eの5列しかなく、ステージの段差もほとんどなくて、
役者さんを至近距離で観られました。
臨場感が半端なかったです!!!
役者さんがジャンプする度に伝わってくる床の振動にも驚きました。
センターブロックはA~Eの5列しかなく、ステージの段差もほとんどなくて、
役者さんを至近距離で観られました。
臨場感が半端なかったです!!!
役者さんがジャンプする度に伝わってくる床の振動にも驚きました。
Fantasticksは、某作品のような電気仕掛けの巨大な舞台装置があるわけでもなく、とてもシンプルな舞台。
出演する役者さんは総勢8人。
狭い場所だから、みんなマイクなし。(…だと思われます)
伴奏は、ピアノ(エレクトーン?)1人とハープ1人のみ。
ダンスもほとんどない、というか、ダンスするスペースがないww
そんなシンプルな舞台を、本物の役者さんが本気でやると、えらいことになります!!
歌やダンスを除いて、お芝居だけでこんなに鳥肌が立ったのは、初めてかもしれません。
それに加えて、「Try to Remember」「Soon It's Gonna Rain」「They were you」などの名曲たち!
感動的でした。
出演する役者さんは総勢8人。
狭い場所だから、みんなマイクなし。(…だと思われます)
伴奏は、ピアノ(エレクトーン?)1人とハープ1人のみ。
ダンスもほとんどない、というか、ダンスするスペースがないww
そんなシンプルな舞台を、本物の役者さんが本気でやると、えらいことになります!!
歌やダンスを除いて、お芝居だけでこんなに鳥肌が立ったのは、初めてかもしれません。
それに加えて、「Try to Remember」「Soon It's Gonna Rain」「They were you」などの名曲たち!
感動的でした。
ここで、Fantasticksのストーリーを簡単に書いておきたいと思います。
隣どうしに住む父親たちが、自分たちの子供であるマットとルイーザを恋仲にさせるために、
アルガヨ率いる旅興行の一座の力を借りて、うまく演出するが、結局失敗してしまう。
傷心のルイーザは、アルガヨに自分も一座に加えてくれと懇願し、アルガヨは承諾する。
ルイーザは、世界を旅して回る将来の姿を見せられるが、
そこではマットが傷つけられている様子がメタファーとして映されている。
荷物をまとめたら必ず戻るという約束の印に、母の形見をアルガヨに託し、
ルイーザは家に飛んで帰るが、その間に一座は移動してしまう。
形見を奪われたルイーザは、傷ついたマットに再会し、2人は心から互いに愛し合っていることに気づく。
アルガヨ率いる旅興行の一座の力を借りて、うまく演出するが、結局失敗してしまう。
傷心のルイーザは、アルガヨに自分も一座に加えてくれと懇願し、アルガヨは承諾する。
ルイーザは、世界を旅して回る将来の姿を見せられるが、
そこではマットが傷つけられている様子がメタファーとして映されている。
荷物をまとめたら必ず戻るという約束の印に、母の形見をアルガヨに託し、
ルイーザは家に飛んで帰るが、その間に一座は移動してしまう。
形見を奪われたルイーザは、傷ついたマットに再会し、2人は心から互いに愛し合っていることに気づく。
このお話の逆説的な部分が好きです♪♪
あと、出演する役者さんの中に、終始一言もしゃべらない役があります。
私の中では、通称:壁さん、なのですが、英語の役名は、「The Mute」。
彼は、時にはマットとルイーザの家の間にある壁になったり、
花や雪を降らせたり、
舞台道具を移動させたり。。。
けれど、日本の舞台でいう黒子のように無表情なのではなく、顔や目の表情で感情を表すんです。
人間でもなく、何者でもなく、無生物だけれど、意思がある不思議な存在でした。
動きが機敏で、何度も驚かされました(笑)。
私の中では、通称:壁さん、なのですが、英語の役名は、「The Mute」。
彼は、時にはマットとルイーザの家の間にある壁になったり、
花や雪を降らせたり、
舞台道具を移動させたり。。。
けれど、日本の舞台でいう黒子のように無表情なのではなく、顔や目の表情で感情を表すんです。
人間でもなく、何者でもなく、無生物だけれど、意思がある不思議な存在でした。
動きが機敏で、何度も驚かされました(笑)。
また、舞台を進行させるのは、旅興行一座のアルガヨ。
冒頭で登場人物の解説をするのも彼。
有名な「Try to Remember」を歌うのも彼。
でも、役の上では、かなり意地汚いwww
なのに、最後に「Try to Remember」を歌われると、良い人に見えてしまうのが、なんだか不思議ですww
冒頭で登場人物の解説をするのも彼。
有名な「Try to Remember」を歌うのも彼。
でも、役の上では、かなり意地汚いwww
なのに、最後に「Try to Remember」を歌われると、良い人に見えてしまうのが、なんだか不思議ですww
↓offのプロダクションじゃないですが、ラストシーンの「They were you」~「Try to Remember」
The Fantasticks - They Were You, Metaphor (Reprise), Try to Remember (Reprise)
The Fantasticks - They Were You, Metaphor (Reprise), Try to Remember (Reprise)