ミュージカルは終わらない Musicals won't be over.

ミューオタるんによる舞台ミュージカルを中心とした、ミュージカル映画、演劇、オペラに関するブログ

『テンプルちゃんお芽出度う(1935)』Curly Top

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『テンプルちゃんお芽出度う(1935)』とは

1935年の20世紀フォックスによるミュージカル映画

シャーリー・テンプル主演作の中でも特に興行成績の良かった作品の一つ。

特に「Animal Crackers In My Soup」、「When I Grow Up」は有名なナンバー。

監督はアーヴィング・カミングス。

あらすじ

エリザベス・ブレアは両親を交通事故で亡くしたため、姉のメアリー、ペットの馬やアヒルとともに孤児院で暮らしていた。

エリザベスは巻き毛だったためカーリーやベティという愛称で呼ばれていた。

ある日、孤児院に視察に訪れた若い富豪エドワード・モーガンは、カーリーの溌剌さに魅了され、養子にしたいと考える。

しかし、カーリーとのフランクな関係を養子縁組や経済的支援によって壊したくないエドワードは、ハイラム・ジョーンズという架空の人物が後見人であり、自身はあくまでジョーンズの弁護士であるというふりをする。

さらに、メアリーもカーリーとともに引き取られ、音楽の勉強もすることができるのだった。

カーリーやメアリーと楽しい時間を過ごすうちに、エドワードはメアリーに惹かれていることに気づくが素直になれない。

メアリーもまたエドワードに惹かれていたが、エドワードに愛されていないと誤解し、求婚してきたジミーと婚約してしまう。

キャスト

エリザベス・”カーリー”・ブレア  シャーリー・テンプル

エドワード・モーガン  ジョン・ボールズ

メアリー・ブレア  ロシェル・ハドソン

ジェネヴィエーヴ(モーガンのおば) エスター・デール

レイノルズ(執事) アーサー・トリーチャー

デンハム夫人 ジェーン・ダーウェル

ヒギンズ夫人 ラファエラ・オッティアーノ

ジミー モーリス・マーフィー

感想

シャーリー・テンプルの主演作の中でも人気の高い作品の一つです。

お話としては、 『アニー』と『あしながおじさん』を合わせて2で割った感じでしょうか。

他の作品と比べて、シャーリーの顔のアップ映像が多く、彼女のくるくると変わる可愛らしい表情に思わず見とれてしまいます。

おきまりのセリフ「Oh, my goodness!」の表情のアップは何度も登場します。

代表的なシーンとしては、まず「Animal Crackers In My Soup」。

孤児院で姉メアリーによるピアノをバックに、テンプルちゃんがエンターテイナーぶりを発揮していて、とても可愛らしいです。

ピンクのシャツにジーンズのオーバーオールがとても似合っています。

この曲は、彼女の他の主演作でもrepriseされています。

▼「Animal Crackers In My Soup」

 
Shirley Temple - Animal Crackers in My Soup

続いて、「When I Grow Up」。

シャーリーはこのシーンで老け役にも挑戦しています。

弱冠7歳にして、成人し花嫁姿から老婦人まで見事に演じきっています。

ただ衣装を変えただけではなく、声色まで変えて年齢の変化を表現しているところにも注目です。

きわめつけは縄跳びをしながらの軽快なタップダンスです。

▼「When I Grow Up」


Shirley Temple - When I Grow Up - Curly Top - 1935

動くお人形さんのようなテンプルちゃんを本作でも満喫できました。