『ジャージー・ボーイズ(2014)』とは
2005年ブロードウェイ初演の同名の舞台ミュージカルを基にしている。
実在の音楽グループであるフォー・シーズンズの人生をモデルにしており、劇中歌は実際の彼らの楽曲を使用するジュークボックス・ミュージカルである。
監督はクリント・イーストウッド。
あらすじ
ニュージャージーの田舎町に住むトミーやニックは何度も犯罪で警察の世話になっていたが、一方でバンドを組んでおり、弟分のフランキー・ヴァリに歌唱の才能を見出していた。
マフィアとも繋がりのあるトミーとの付き合いに否定的だったフランキーの両親の心配とは裏腹に、フランキーの歌声はマフィアのボス、デカルロさえも魅了し、「困った時はいつでも助ける」と約束されるほどであった。
その後、作曲の才能もあるボブ・ゴーディオが加入し、レコード会社のクリューとの契約にこぎつけるが、バックコーラスしか仕事はなかった。
さらにデビューするにはヒットが期待される楽曲とレコーディング資金3500ドルを要求される。
そこでトミーが調達してきた資金とボブの作曲した「シェリー」が全米で大ヒットしたことで一躍スターダムに駆け上がる。
その後も数々のヒットに恵まれるが、その後もトミーが密かに作っていた借金が山のように膨らんでいたのだった。
キャスト
フランキー・ヴァリ ジョン・ロイド・ヤング
トミー・デヴィート ヴィンセント・ピアッツァ
ボブ・ゴーディオ エリック・バーゲン
ニック・マッシ マイケル・ロメンダ
ボブ・クルー マイク・ドイル
ジップ・デカルロ クリストファー・ウォーケン
感想
ブロードウェイで大ヒットしトニー賞も受賞したミュージカルを映画化したもの。
フォーシーズンズのことは知らなくても一度はどこかで聴いたことのあるナンバーが盛りだくさんで幅広い世代に受けています。
↓trailerです。
Jersey Boys Official Trailer #1 (2014) - Clint Eastwood, Christopher Walken Movie HD
舞台と同じく、前半の多くでトミーが狂言回し的役割を担っています。
ヴァリを演じたジョン・ロイド・ヤングはブロードウェイオリジナルキャストです。
このユニークな歌声を聴けばわかると思いますが、彼は本当に適役でした。
フォーシーズンズの世代の方には懐かしくて仕方ないのではないでしょうか。
使われている主な楽曲は以下のとおり。
- Oh What a Night
- A Sunday Kind of Love
- Sherry
- Big Girls Don't Cry
- Walk Like A Man
- My Eyes Adores You
- Can't Take My Eyes Off You
ただ曲を楽しめても、そこまで話に入り込めず感動することはなく、映画自体あまり心に残りませんでした。
ジュークボックスミュージカル全般が苦手な私の問題でもあるのかもしれませんが。
2018年9月に観劇したオフブロードウェイ公演については下の記事を参照してください。
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