『ロック・オブ・エイジズ』とは
2012年公開のミュージカル映画。
2005年LA初演、2009年ブロードウェイ初演のミュージカルを基にしている。
楽曲は全て既存曲であり、80年代のロック音楽を中心に構成されており、ジャンルとしてはジュークボックスミュージカルにあたる。
あらすじ
1980年代LA。
ロック全盛期だが、ウィットモア市長夫人のパトリシアはロックを街から追い出そうと躍起になっていた。
女優になることを夢見てオクラホマからLAに上京してきたシェリーは、ライブハウスで働きながらロックシンガーになることを夢見ているドリューに出会い、2人は互いに心惹かれていった。
ある日、ライブハウスにやってきた伝説のロックスターのステイシーがシェリーと仲良くしているところをたまたま見かけてしまったドリューは、シェリーに冷たく当たってしまい、2人は仲違いしてしまう。
ステイシーはライブハウスのデニズと昔馴染みであったが、ステイシーのライブで得た収益をステイシーのマネージャーに不正に奪われてしまう。
そんな折、ドリューのパフォーマンスがプロデューサーの目に止まり、スカウトされる。
しかし、時代はロックからポップ・ミュージックに流行が移り変わっていこうとしており、ドリューもアイドル歌手としてデビューさせられそうになる。
一方、行き場を失ったシェリーはストリップダンサーになり、故郷に帰ろうかと悩んでいた。
キャスト
シェリー・クリスチャン ジェリアン・ハフ
ドリュー・ボレー ディエゴ・ボネータ
ステイシー・ジャックス トム・クルーズ
ロニー・バーネット ラッセル・ブランド
ポール・ギル ポール・ジアマッティ
パトリシア・ウィットモア キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
コンスタンス・サック マリン・アッカーマン
ジャスティス・チャリアー メアリー・J・ブライジ
デニズ・デュプリー アレック・ボールドウィン
感想
この元々の舞台は、私がニューヨークにいた時にopenしていたのですが、結局観ずに終わってしまいました。
理由は、あまりロックに興味がなく、私の苦手なジュークボックスミュージカルということもあったからです。
今回映画版として観たところ、世代ではない私でも一度は聞いたことのある楽曲ばかりで、きっと映画館で観たらライブ会場にいるように盛り上がっただろうなと思いました。
↓trailerです。
結論から言うと、やはり私はジュークボックスミュージカルは得意ではないなと。
ミュージカル映画を観ようという気持ちで観ると、期待外れになってしまうかもしれません。
ラストシーンに代表されるように、ブロードウェイ作品をうまいことハリウッド仕様に仕上げたという印象です。
ロック音楽が好きな方は楽しめること間違いなしです。
ビッグスターたちが出演していて、構成もいいのですが、興行成績は散々だったようで、私も1回観たきりです。