『エルコスの祈り』
2002年までは『エルリックコスモスの239時間』というタイトルでした。
舞台は、50年後の未来。
落ちこぼれたちを再教育するユートピア学園に、ある一体のロボットがやって来た。
キャスト
エルコス 古田しおり
ストーン博士 深水彰彦
ジョン 権頭雄太郎
ダニエラ 矢野侑子
パルタ 諏訪友靖
ダーリー 奥田直樹
理事長 田島康成
セールスマン 川島創
感想
日曜日、堂々と一人で、ファミリーミュージカルに行ってまいりました笑!
人の目なんて気にしません笑!
思い返せば、私のミュージカルとの出会いも劇団四季のファミリーミュージカルだったなぁなんて道すがら思い起こしていました。
たまたまつけたNHKで『ふたりのロッテ』をやっていたんです。
子どもの頃にこういった作品に触れると結構影響されますよね。
あの時に出会えて本当に良かったなと今でも思っています。
いつか子どもができたら、連れて行ってあげたいな。
さて、エルコスですが、脚本から完全に四季のオリジナルミュージカル!
元気で明るいエルコスに癒されっぱなしでした。
一点驚いたのは、正確にはロボットではありますが、人間が劇中で死ぬんですよね。
ファミリーミュージカルで殺人というのは意外だなと思ったのです。
魔法の薬を飲んで生き返る!なんてこともなく消えてしまう。
これは、命の尊さ、儚さを、あくまでフィクションの世界でロボットを通じて、子どもたちに伝えているのでしょうね。
『人間になりたがった猫』をはじめ、四季のファミリーミュージカルは、人間の残酷さをチャーミングによく描いていると思います。
周りにいた子どもたちも引き込まれていました。
思い出そう 素敵なこと
心込めて 語りかけよう
いつの間にか 忘れていた
愛の言葉 その温もりを
苦しみを分かち合う
素晴らしい仲間
微笑みが今蘇る
ありがとう
いつの日にも どんな時も
この手繋ぎ 生きていこうよ