『ノートルダムの鐘』とは
ヴィクトル・ユゴー原作の『ノートルダム・ド・パリ』から作られた作品。
1996年ディズニーアニメ映画になり、日本語吹き替えは劇団四季が担当しました。(カジモドは石丸幹二、エスメラルダは保坂知寿)
今回のミュージカル化は2014年にカリフォルニアで初演されたものです。
1996年のアニメ映画で使われたアラン・メンケンの楽曲が使われていますが、舞台化に合わせて新たに書き下ろされた楽曲も織り込まれています。
アニメ映画との大きな違いは、ラストシーンをユゴー原作の小説に近づけたという点です。
キャスト
カジモド 田中彰孝
フロロー 野村万寿夫
エスメラルダ 宮田愛
フィーバス 清水大星
クロパン 吉賀陶馬ワイス
感想
ミュージカル初観劇の友達を誘って行ってきました。
バルコニー席1列目左側からの観劇。
バルコニー席で残念だったのは、ステンドグラスの上の部分、クワイヤの皆さんの大部分が見えなかったこと。
やはり、大聖堂の天井の高さや空間を感じながら観劇していただきたいので、おすすめは1階席です。
とはいえ、大感激の観劇となりました。
クワイヤが16人、アンサンブルが12人、合わせて28人の荘厳なゴスペルは聴きごたえがあり、もう鳥肌とカタルシスの嵐です。
アニメ映画との比較ですが、冒頭にも書いた通り、より原作に近く描かれています。
フロローがかの性格に至った経緯を細かく解説してあり、ただの暴君ではなく人間的な部分も描写されています。
カジモドも素晴らしかった!
砂袋を左肩に掛けることで、くる病独特の亀背を表していました。
ミュージカル初観劇の友達も感動してくれて、来てよかったと言ってくれ、大満足です。
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