久しぶりの更新です。『アラジン』を初めて観劇したので、記録しておきたいと思います。
『アラジン』とは
ミュージカル『アラジン』は1992年のディズニー映画を元に製作されたもので、2014年3月にブロードウェイで開幕。
アラン・メンケンによる素晴らしい楽曲が有名。
アニメ版で大ヒットを記録した「A Whole New World」に加え、舞台版では新たな楽曲を聴くことができる。
キャスト
アラジン 北村優
ジャスミン 岡本瑞恵
ジャファー 牧野公昭
イアーゴ 酒井良太
カシーム 松島勇気
オマール 町田兼一
バブカック 白瀬英典
王 石波義人
感想
今回は、舞台を全体的に見たかったので、2階9列目左側より観劇しました。
いやー、素晴らしかったです。
正直、あまり期待していなかったのです。
なぜかというと、数年前に観た同じディズニー作品『リトルマーメイド』はそれほど私の中でヒットしなかったので。
アニメはアニメのままに留めておいた方がメンケンの楽曲も光るのではと思ったのです。
でも、今回はいい意味で予想を裏切っていただきました。
まず、舞台の華やかさ!
衣装や舞台装置がとにかく煌びやかで圧倒されました。
本作の目玉の一つに、魔法のじゅうたんがあると思うのですが、これは素晴らしかったです。
ワイヤーがどこにあるかな、支点はどこにあるかなとよくよく目を凝らして観たのですが、全くわからなかった!!!
ブロードウェイプロダクションはこの構想に4年ほどの歳月を費やしたそうです。
これは一見の価値ありですよ!
次に、キャラクターの素晴らしさです。
特に、日本人が演じるということが全く想像できなかったジーニー役!
阿久津さん、ブラボー!!
アニメでは山ちゃんでお馴染みですが、舞台上にもちゃんとジーニー像を確立されていました。
ジーニーのコメディアン力、運動神経、演技力、歌唱力、総合的に素晴らしかったです。
最後に、メンケンの新たな珠玉の楽曲。
特に、「Proud of Your Boy」には涙涙でした。
がんばるよ 覚悟決めて
いつかかならずなれる
そう 母さんの 自慢の息子に
この楽曲は、実際アニメ版の際も候補曲にあったそうなのですが、構成などの関係上削除になったという経緯があるそうです。
盗みを働いたり、お調子者のように見えるアラジンの、母親思いの優しい一面が垣間見られる楽曲。
作品中何度かこのメロディーが流れてくるので、耳を済ませていてくださいね。
以上、久々の大満足な観劇でした。