劇団四季のフレンチミュージカル『壁抜け男』初観劇です♡
『壁抜け男』とは
1943年のマルセル・エルメ原作の同名の短編小説をもとにしたミュージカル。パリ初演は1997年。
キャスト
デュティユル 飯田洋輔
イザベル 鳥原ゆきみ
部長 高井治
八百屋 はにべあゆみ
医師 明戸信吾
感想
コミカルでやりたい放題の主人公に終始笑わせられましたが、最後にはほろりとさせられました。
まさにビターチョコレートのよう。
作曲が『シェルブールの雨傘』などで名高いミシェル・ルグランならではの流れるような旋律。
ただ、フランス語のために作られた曲を日本語で歌っているせいか、息継ぎが難しくとても苦しそうに聞こえました。
この曲を歌いこなしている役者さん流石です!
ある日突然壁を抜けられるようになる男の話なのですが、とにかく奇妙奇天烈なスタートですが、まぁ彼やりたい放題です!笑
壁を抜けられるという能力を手に入れてから、主人公自身が少しずつ変わっていくんです。
主人公の変化が周りや社会にも影響していって…
また時間が経って、見直したい作品です。