ミュージカルは終わらない Musicals won't be over.

舞台ミュージカルを中心とした、ミュージカル映画、演劇、オペラに関するブログ

「ウェストサイド物語」 2008年8月 劇団四季 ★★★★☆

観劇日記が、滞ってます。
だいぶ昔の観劇ですが、ご勘弁を。



実は、今月上旬、京都まで行ってきました。
もちろんWSSを観るためだけにww
本当は友人に会うという目的だったんですが、帰省中で会えなくなってしまい、純粋な観劇旅行になってしまったんです。

 

去年の秋、東京で観たことは観たんです(しかも、ちょうど初演から50周年という節目の日に!)。
でも、今月千秋楽を迎えてしまったら、またいつ観られるか知れないし、もしかしたら、10年、20年と観られないかもっ!
そう思ったら、いてもたってもいられず・・・というわけです。
しかも、マチソワしてしまいました。
ソワレ、2階席、殆どお客さんいなかったです。
あわよくば、貸切状態。
しかし!
良い作品は何度観ても良い!
ということを、実感した1日でした。


【ストーリー】
↓こちらのページを参照してください☆音楽もリンクしました↓
 http://blogs.yahoo.co.jp/hyper_urara/14001952.html


【全体を通して】★★★★☆
◆東京公演とのちがい
 東京公演では、オケいましたが、京都劇場にはオーケストラボックスがないので、音楽はすべて録音でした。
 京都劇場に行くのは今回が初めてで、オーケストラボックスが無いなんて知らなかったので、ちょっと凹みました。
 断然、オケの方がいいですね。
 あと、しょうがないけれど、舞台装置を動かす音が大きすぎ!
 ちょっと気になりました。

 

◆お気に入りの場面
・冒頭のダンスシーン
 この流れるような一連のダンスがすごい!
 いつも見とれてしまいます。
 前回の東京と同じ、松島さんのリフ、よかったです。

 

アニタとエニイ・ボディズ
 私は、アニタとエニイ・ボディズの大ファン。
 アニタは、前回はおなじみの樋口麻美さんで、今回は団こと葉さんでした。
 樋口さんは、何度か舞台で拝見しているんですが、団さんは今回初めて。
 団さん、すごく良かった!!!
 アニタって、ベルナルドを愛していながら、マリアのためを思い、葛藤する、難しい役だと思うんですけど、気丈でありながら人一倍情け深い性格をみごとに演じてました。
 エニイ・ボディズは、すごく可愛い。
 強気な女の子って、可愛い。
 「ありがとう、親分!」っていう台詞は、大好きですww
 途中で出てくるセリフを聞くと、複雑な家庭環境に育ってるんだなってわかるんですけど。
 前回は磯津さん、今回は石倉さんでしたが、年齢に関わらず、少年っぽい女の子を演じられるって、すごいと思いました。
 あと、今回気になったのは、リフの彼女?のグラジェラ?かな?
 青い衣装の方なんですけど、スラッと背が高くて、ダンスシーンですごく目立っていました。
 


【メイン・キャスト】
 リフ…松島勇気
 トニー…福井晶一
 エニイ・ボディズ…石倉康子
 マリア…苫田亜沙子
 アニタ…団こと葉
 ベルナルド…望月龍平
 チノ…畠山典之
 ドック…石原義文


【基本データ】
 会場:京都劇場
 入場料・マチネ:5250円(B席)
     ソワレ:9450円(S2席)
 上演時間:2時間55分(休憩20分)
 上演期間:~2008年8月31日まで
      19日から、特別カーテンコールをやっているらしいです。
      観たかったな・・・

 

 振付:ジェローム・ロビンス
 音楽:レナード・バーンスタイン
 作詞:スティーブン・ソンドハイム
 台本:アーサー・ロレンツ



来年の夏には、ツアーで、ブロードウェイから「ウェストサイドストーリー」が来日公演するそうなので、ぜひ行きたいと思っています。